中学受験に合格

面接での心得を勉強する

中学受験では、筆記試験と並んで面接試験が行われ、学校での成績などとともに総合的に合否の判断を行います。
たとえ筆記試験で優秀な成績をおさめたとしても、面接試験で不合格になることもあります。
中学受験での面接試験は、これから中学生に進学する子供たちが、更なる学力アップをはじめ人間性を向上させるひたむきさを兼ね備えているかどうかをみていきます。

また、友人や教師たちとの学校生活を大切にできるかどうかも見極めます。
言葉遣いや礼儀、身だしなみなどの表面的な評価にとどまらず、応対する言葉の端端からみえてくる人間性が最も重要な判定ポイントになります。
これは、マニュアル本から習得できる技術ではなく、小学6年生までの過ごし方から身に着けてきたものになりますので、つけ刃は通用しません。
中学受験の間際に体裁を整えて済ますことのできない関門です。
すなわち、毎日の過ごし方の中で、勉強だけにとらわれずスポーツや趣味をはじめとしていろいろな経験をしておくことが大切になります。

 

受験勉強のストレスで少し体調を崩してしまった稲富(仮名)さんの中学受験体験談

 

小6の春に中学受験を決めて、受験勉強を始めました。
今までもそれなりに勉強してはいたんですが、本格的に中学受験を目指すようになってからは塾に行く日数も増えて、勉強の時間も小5までとは比べ物にならないくらい多くなりました。
いきなり勉強時間が増えたのがしんどくて、最初の頃はストレスで体調を崩したりもしていました。
でも、体が勉強にだんだん「慣れて」きてくれたのか、1ヶ月くらい経つと長時間勉強してもストレスを感じることはなくなりました。
むしろ、勉強することでできない問題が解けるようになるのが嬉しくて、もっとたくさん勉強したいと思うくらいでした。
やっぱり、少しくらいしんどく感じたとしても投げ出さずに、続けて頑張るのが大切だと思います。